春とはいえ感じる風はまだ冷たい4月だった。 いつもの公園で康夫と五郎は待ち合わせをしていた。 五郎は駐車場の入り口の近くにCBをとめた。 「康夫はまだだな。」 ポケットから出したセブンスターに火をつけ呟いた。 グローブを脱ぎながら湖を眺めると遠く…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。